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Thom Sweeneyのテーラードパンツを購入しました

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近年見かけるようになったアイテムのひとつにオーダーパンツがございます。これはオーダースーツと同様に、採寸をして縫製を行うカスタムフィットのパンツです。価格は10万円前後といったところで、ファッションを知り尽くした方々に人気があるようです。 そしてテーラードパンツと呼ばれるドレッシーなシルエットのパンツも増えてきました。このパンツはスーツと同様の高品質の素材を使用し、オーダーパンツに近い手法で作られています。そして価格帯は5万円からスタートといった印象です。 いずれのパンツもフォーマル寄りの特徴を備えており、テーラードジャケットとの相性も良いので上級者の方々向けであります。しかし普段使いするには少々お高いと考えていたところ、通販でお手頃なものを見つけたので購入してみました(送料込17,610円)。 Luxury Menswear & Bespoke Tailoring | Thom Sweeney 2009年にロンドンで設立されたThom Sweeney(トム スウィーニー)は、英国のビスポーク テーラーブランドとのことでございます。現時点において同ブランドは日本国内に販売代理店は存在せずまた、過去に取り扱われていた形跡も見当たりません。 今回購入したパンツは100%リネン素材で、水牛ボタンや手縫いなどが随所に見受けられるハンドメイド仕様となっております。参考定価は10万円程度と予想され、夏向けの高級感あふれるパンツです。 当初はセットアップスーツのパンツのみを別売していると考えたのですが、その場合はフロント ジッパーになっていることが多いので、恐らくこのパンツは同じ素材とデザインでテーラードパンツに仕上げたものと思われます。 内側の腿部分にはポリエステル素材の当て布が取り付けられ、これは発汗による不快感を低減するためのものと考えられます。そして今年の夏は、主にテーラードジャケットと合わせるスタイルで使用することを予定しています。

ブルージーンズ以外と合わせるパーカーのメンズコーディネート

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パーカーはカッコ良く着こなすことが難しいので、特に必要としないカジュアルアイテムです。しかしながら当ブログをご愛顧頂いているファッションメディアや各地のアパレルショップなどの方々はそうも言っていられないので、これはそういった皆様向けの記事です。 アメリカ由来のパーカーは同国においてカジュアルアイテムとしての地位を確立し、それを着用したスタイルはスーパーカジュアルに分類されます。またそのゆったりとしたシルエットは、肥満大国アメリカにおいて重宝されているアイテムでもあります。 一方である程度の見栄えを気にするコーディネートにおいては細身のシルエットのほうが使いやすいので、ウエスト部分のたるみを少なくする必要があります。その意味においては、ワンサイズ下げて体にジャストフィットさせる方法も有効です。 またアメリカン カジュアルスタイルがダサく見えるのは、何にでもスニーカーを合わせるのが一因です。それを昇華(「格上げ」は下品な表現)させるためには、シルエットを絞った上でブーツなどの革靴と合わせると良いと思います。 上半身を細くすることにより、上記の写真のような緩めシルエットの代表であるカーゴパンツでもある程度スタイリッシュに見せることができます。その場合でも、裾のダブつきは可能な限り排除する必要があります。 ブルージーンズやチノパンと合わせると、それらがどんなに高価なブランド品であっても普段着にしか見えません。元来インディゴブルーは色合わせが難しく、チノパン自体もあまりカッコ良く見えないアイテムなのでジーンズの代替とはなりません。 ブルージーンズと合わせるのであれば、外観上はニットウエアと大差はありませんがウールパーカーのほうがスタイリッシュに見えます。ただしアウターとしては風を通すので肌寒く、どちらかと言えばインナー向きです。 ホワイトジーンズはブルージーンズと異なり、様々なデザインや色のパーカーと合わせることが可能です。加えてホワイトジーンズはアメリカでは不人気であるため、それに影響された日本においてもあまり見かけないので差別化を図ることもできます。 キレイめファッションと呼ばれるスタイルがお好みの方の場合、フランネル素材などのドレッシーなパンツと合わせる方法もあります。これは意外と難易度が低く、適切なパーカーを選択すればスタイリ

Aeronautica Militareのショートパンツをジム用に購入しました

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私はトレーニング用のショートパンツやスニーカーは、主にYOOXなどの通販で購入しております。それはトレーニング向けのアイテムは、デザインより機能性が重視されているのであまりカッコ良く無いのが理由です。特に日本やアメリカのものはその傾向が強い印象です。 私の場合はジム用ウエアにそこまでの機能性は必要ないので、デザイン性が高いイタリア製のカジュアル ウエアのアイテムを使用しています。特にTシャツは消耗品なので、5,000円以下で探すことにしております。 同様にショートパンツも1万円以下のイタリアン ブランドを探して購入してはいたのですが、どうやらその価格ではデザイン性があまり高くないと感じ始めました。そういった理由で今回は YOOX「広告・PR」 において11,300円(送料別)のショートパンツを購入いたしました。 Shop online ufficiale Aeronautica Militare abbigliamento Aeronauttica Militare(アエロナウティカ ミリターレ)は、イタリア空軍が展開する一般向けのカジュアルブランドでございます。ブランドアイコンはFRECCE TRICOLORI(3色の矢)で、過去には日本でも輸入代理店が存在しましたが現時点では確認できません。 購入の決め手となったのはイタリアの3色旗デザインです。ちなみにこのようなイタリア国旗をデザインしたアイテムは、機会があれば購入するようにしています。そしてこのショートパンツは素材も縫製もしっかりとしており、外観を含めてトレーニング用途にも適していると思います。 【関連記事】 Aeronautica Militareのグリーン シャツを購入しました

ファッション アイテムにおける3・10万円の境界線

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ファッション アイテムに限らず、物品を購入する際には予め目安となる金額を設定する場合もあるかと思います。この金額はまた、その人物の価値観と言えるかもしれません。そしてファッションの場合、金額を設定することにより無駄なアイテムの購入を避けられるケースもあります。 一般的にファッション アイテムの外観や品質は価格に比例しますが、上限は存在するのでそれを超えると自己満足の世界に突入します。逆に高品質で低価格の商品は、それらをアピールしても高揚感は得られないので単なる消耗品として扱われることになります。 その一方で「安価な〇〇で十分」などと高価格のアイテムを否定する意見も散見されますが、それは単に低価格のアイテムしか購入経験が無い方々であったりします。そしてファッション アイテムに限れば、高価格のほうが満足度が高くなるのは必然です。 私は購入時の価格に関してはセール価格も含め、例外もありますがアイテムごとにおおよその予算を設定しています。例えばYOOXで購入するアイテムの上限はコロナ以前は2万円だったのですが、現在では3万円程度としています。 3万円以下で購入するアイテムは主に消耗品であり、それらはパンツ・シャツ・ニットウエアなどが該当します。それらの消耗品は3万円以上であっても外観や品質や着心地に大差は無く、またコーディネートの中心アイテムでもありません。 3~10万円にはカジュアル ブルゾンや革靴やシルバー アクセサリあるいはスーツなどが含まれます。ビジネススーツに関しては10万円が上限といった印象で、それ以上はイタリア人のようにオーダー スーツにするほうが満足度が高くなると思います。 テーラードジャケットは価格と比例して着こなし方法も難しくなるので、一般の方々はセール価格を含めて10万円を上限とすると無難です。また40代のビジネス スタイルに関する多くのアイテムも、この価格帯で購入される場合が多いかと思われます。 アクセサリ類は3万円前後を境界線としてデザインや品質が変わってくる印象です。特にカバンを含む革小物やストールなどは外観が素材の品質に影響されやすいので、3万円を下限とするとセンスが良いと言われるかもしれません。 10万円以上のファッション アイテムは趣味の世界とも言えますが、それらすべてで揃えると見栄えが良くなります(予
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