2012年10月12日金曜日

海外カジノの中華オヤジ

 
カジノの華はテーブルゲームであります。特に、ほぼ丁半博打であるカードゲームのバカラは玄人衆に人気があります。テーブルゲームをする場合、通常両手はテーブルの上に出すことになります。これは不正をしていないというアピールもありますが、腕時計バトルの会場でもあるのです。ここでもRolexが人気であります。特にキラキラした18金モデルや18金コンビモデルがテーブルの客を威嚇しています。ですが単なる見栄っ張りではありません。Rolexは他の腕時計と比較して換金率が非常に高い腕時計です。現金が底をついた時には、カジノ近くの質屋で現金化してすぐに勝負再開することが可能なのです。

10年くらい前に北米のカジノを訪れた時、私が座ったバカラテーブルにはアメリカ人の若者と中華オヤジがいました。若者の腕時計はアメリカ人に比較的人気があるBreitling(ブライトリング)ですが、カジノではまったくハッタリが効きません。中華オヤジはRolex Yacht Masterの18金モデルで余裕の200万円超えであります。私はと言いますと、Rolex GMT Master IIのステンレスモデル「さくらや価格33万円ボーナス一括払い」でございました。

中華オヤジは負け続けておりました。私は横目でそれを見ながら中華オヤジの逆に賭けて負けを取り戻している最中です。
「カモン、モンキー!」(カジノ用語でmonkeyは『絵札』の意味)
などと言いながら負けています。このまま負け続けていただければ私もプラスになるかもしれません。Breitlingの若者はよせばいいのに中華オヤジに乗って成仏(有り金が無くなる)して消えて行きました。

しばらくして中華オヤジが成仏しました。この時点で私はプラスマイナスゼロです。とは言っても私の賭け金は大したこと無いので、中華オヤジから見れば鼻くそみたいなものです。すると中華オヤジは財布からカジノのカードを取り出してディーラーに投げて叫びました。
「テン・タウ!」(ten thousands = $10,000を引き出してくれという意味)
どうやら最初にお金をたくさんカジノに預けていたようです。その1万ドルで再び成仏してもらえば私はプラスになるどころか、まさにいま巨万の富を築いた伝説の物語が華麗な幕を開けようとしていると言っても過言ではありません。
(成仏しろや、この中華オヤジ!)と心で叫びながら勝負再開をしましたが、結局1時間後に私が成仏しました。


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