2013年7月25日木曜日

The Hangover(ハングオーバー)

 
先日DVDを借りてThe Hangoverという映画を見ました。独身最後のパーティーでラスベガスに行った4人組の中の花婿が、朝になったら行方不明になっていた上に誰も夜のことは何も覚えていないという物語で、なかなか面白かったのです。Hangoverは2日酔いという意味で、アメリカに留学すれば恐らく1週間以内に覚える英単語のうちの一つであります。

確か渡米2年目あたりだったと思いますが、ある日大学の寮に住んでいた私はTOEFLの試験を受けるために自分の車で190Kmほど離れたPhoenixという市に車で行くことになりました。そのことを私の部屋の反対側に住んでいたスティーブに伝えると、スティーブの友達のリックと一緒に3人で行きたいと言い出しました。スティーブもリックも180cmを超える大きな白人で、何でもPhoenixに住んでいるスティーブの友達に会いたいとのことでした。

土曜日の午前中に私達3人がPhoenixに到着すると彼らは学校周辺のバーでビールを飲んでくると言い出し、私は2人と別れて試験会場に向かいました。試験が終盤に差し掛かったころ、会場入口のドアがガンガンと叩かれ、試験官が何事かとドアを開けると泥酔したスティーブとリックが私の名前を呼びながら乱入してきました。

私は他人のフリをして試験を続行することを決め、2人は試験官によって廊下につまみ出されました。試験が終わって廊下に出ると2人は床に座り込んで寝ていました。2人を起こしてみると、これからまたビールを飲みに戻ると言い出して近くのバーに連れて行かれました。私も多少はビールを飲んで付き合っていましたが、夜になると今度はクラブ(昔で言うところのディスコ)に向かうことになりました。

しばらくするとスティーブの友達が車でやってきて私達3人を積み込んでクラブに向かいました。私もそのクラブでもみくちゃにされながら酒を飲んでいたのですが、私は途中で頭痛と吐き気がしてきたのでタクシーを呼んで車を駐車した場所まで送ってもらい、車中で休むことにしました。ヘロヘロになりながら自分の車に乗り込むと、一緒だったリックも泥酔状態で乗り込んで来ました。

「リック、朝になったら帰ろう」
「でも俺は酔っ払いすぎて車の運転は△□☓○・・・」
「わかったから俺が運転する。あれ?ところでスティーブはどうなった?」
「知らない」
「最後に見たのは?」
「クラブの中だったはず……」

夜が明けるとスティーブを探すことにしました。当時は携帯電話などと気の利いた道具は無く、リックが道端の公衆電話で心当たりに連絡をとりはじめした。しばらくするとスティーブの居場所が判明したので、その友達のアパートに向かいました。リックと私がそのアパートの部屋に入ると、半裸のスティーブが泥酔状態でビールを飲んでいました。

「スティーブ、帰ろう」
私とリックでスティーブを車の中に押しこむと3人で帰路につきました。途中、運転しながら後部座席を見るとリックとスティーブが死体のように口を開けて眠っていました。これ以降、この2人にはときどきヒドイ目に遭わされることになりました。

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