2016年2月26日金曜日

スプレッツァトゥーラは新しいファッション用語となり得るか?

 


最近、海外のメンズ ファッション関係の画像を検索する際にSprezzatura(スプレッツァトゥーラ)という言葉を目にするようになりました。この言葉はルネサンス時代のイタリア語による造語で、本来の意味は下記であるとのことです。
技巧を隠して、自分がしていることをあたかも労せずに無意識にできたかのように見せる、ある種の無造作さ
そしてこの言葉がファッション業界において使われるようになったのは、ここ数年のお話であると思われます。またこれはイタリア本国においてファッション用語としてはそれほど認知されておらず、主に英語圏で使用されている模様です。



一般的にこういった、ある種曖昧な意味の言葉には確たる解釈が存在いたしません。ちなみに英語圏においても明確な定義はございません。もちろん日本語おいてもあるはずがないので、誠に勝手ながら私めが以下のように大雑把な定義をさせていただこうかと存じます。
ファッション アイテムの中から季節や場所などに対応したものを組み合わせ、時には若干なりとも意図的に着崩し、計算されたスタイルとは思わせずにエレガントなコーディネートを見せること(またはそのさま)
この定義によれば、例えカッコ良く見えたとしても『何の工夫も無い全身同一ブランド』または『やりすぎファッション』などはSprezzaturaの範疇から外れると思います。参考までにSprezzaturaのお手本として、Lapo Elkann(ラポ・エルカン)氏が挙げられております。



用法といたしましては『スプレッツァトゥーラ スタイル』および『スプレッツァトゥーラなファッション』などが適切な印象ですが、仮に用語が浸透するとしてもそれは数年先のお話であると思います。


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